深層心理

あなたも依存症かも?依存症になりやすい人間の5つの特徴とは

依存症は特別な人だけがかかる病ではなくなった

近年、依存症という言葉をよくメディアで目にするようになりました。

少し前までは、依存症といえばアルコールや、薬物などの物質に依存する方の心の病として認知されている程度でした。

しかし、現在となっては、買い物依存症やギャンブル依存症の行為に依存する病や、恋愛依存症や虐待依存症などの人間関係に起因する依存症の方が増え、具体的な対処法についても紹介されるようになりました。

依存症は特別な人がなる病ではなく、現代人のほとんどが抱える病へと変化しています。

依存症になってしまうと、長い年月をかけての治療が必要となります。また、症状が治まっても、再発しないように常に向き合っていかなければなりません。

今回は、そんな怖い心の病である「依存症」について紹介していきます。

依存症は大きく3つの分類に分けられる

依存症と一言でいっても、単純なものではありません。色々な要素や問題が、とても複雑に絡み合って依存症は起こると言われています。

依存症は、下記の表のように、その行為や症状によって3つの種類に分類されていると言われています。

依存症の分類

物質依存症 アルコール、薬物、ニコチン、カフェイン、糖分など
行為依存症 ギャンブル、ダイエット、買い物、宗教、過食、ゲーム、スマホ、セックスなど
人間関係依存症 恋愛、家族、虐待など

表に分類されているものの他にも、仕事や趣味においても、行き過ぎた情熱がきっかけで依存症になってしまうことがあります。

このように、現代人は様々な依存症になる可能性があるのです。

依存症になりやすい人間の5つの特徴

依存症は根本的な治療が困難であるといわれており、正確な発症原因も特定はされていません。

しかし、依存症になりやすい人間の特徴として、下記の5つの性格が挙げられます。

当てはまる項目が多い人ほど、依存症になりやすいと言えるでしょう。

衝動的な行動をとりがちである

物事に熱くなりやすく、衝動的な行動を取ってしまう人は、深く物事を考える事が苦手です。

冷静に考えれば、自分にとってプラスではないことも、その場のノリや気分で衝動的に行動してしまう人は要注意と言えるでしょう。

例1 明日、大事な仕事で朝が早いと分かっているのに友人とお酒を飲みに行き、楽しい気分になり、ついオールナイトで飲み明かしてしまった。

例2 家賃などの生活費の出費があることが分かっているのに、パチンコや競馬などの不確かな儲け話に熱くなり散財してしまった。

自分に自信がない

物事に対して不安を抱えることが多く、自分に自信がない人は何かに頼りたい傾向にあります。

そして、自分に自信がない人は、現状や将来の自分に悲観して、ネガティブな発想になりがちです。

気分を紛らわすためにアルコールなどの物質やギャンブルなどの行為、そして恋人などの人間関係に依存しがちになりやすいのです。

例1 仕事で大きなプロジェクトを任されるも、プレッシャーを抱えてしまい、毎晩お酒を飲み過ぎてしまう。

例2 外見にコンプレックスがあり、それを補うためにお金を投資し、ついブランド物などの自分の収入に見合わないものを買ってしまう。

人の話を聞くことができない

依存症になりやすい人は、視野が狭く、人の話を簡単に受け入れることが出来ません。

たとえ、家族や友人が、自分の為に親身になって話してくれても、心のどこかでは「自分は大丈夫」と楽観的に考えてしまいます。

依存症になる人の多くが自覚症状がないことからも、周囲の人間の話をきちんと聞くことが出来ない人は要注意と言えるかもしれません。

意思が弱い

意思が弱い人は、何事も長続きしません。

依存症の人は「もうお酒は飲まない」「ギャンブルは卒業した」と、決心をしても次の日には何事もなかったようにお酒を飲んだり、ギャンブルをやります。

仕事や恋愛が長続きしない人は、環境や他人のせいにして、自分を正当化する傾向があります。

自分で立てた目標に向かって行動できない人は、依存症に陥りやすい傾向があるとみて間違いないでしょう。

嘘をつくのが平気である

依存症になると、自分だけでなく、家族や周囲を巻き込んだトラブルに発展します。

そして、依存行為を行うために、様々な嘘をつくようになります。

お酒を飲んだり、ギャンブルをやるために家族や友人に嘘をついてお金を借ります。

仕事も嘘をついて休んだりするなど、自分に都合が悪くなると、どんどん嘘に嘘を重ねていきます。

普段の生活から嘘をつくのに抵抗がない人は、依存症になりやすい傾向にあります。

依存症は一人では解決できない病気である

ここまで、依存症は現代人がかかりやすい病気であること、また、依存症にかかりやすい性格の人を紹介してきましたが、依存症という病気は、その定義が難しく、また治療も困難であると言われています。

そして、依存症は自分だけの問題ではなく、金銭トラブルや、人間関係など、多くの人に悪い影響を与えてしまうやっかいな病気であると言えるでしょう。

依存症は当事者だけで解決するのは非常に困難です。

もしあなたが依存症であると自覚し、完治したいのであれば、周囲の大切な人に相談をしてみてください。それが難しいのであれば、治療の専門施設に相談してみてください。

依存症はあなただけの問題ではありません。

今日が治療への第一歩と考えましょう。

勇気を持った行動が明日からのあなたを変えることになるのです。